2023.1.25 週なかコラム 面白くない競馬とオッズ
こんにちは。
面白くない競馬実行委員会の委員長コバヤシです。
昨年のJRAリーディングジョッキーといえば、143勝を挙げた川田将雅騎手ですね。
川田騎手が騎乗する馬はそれだけでオッズも下がり、人気しますが、リーディングだった昨年の勝率はどのくらいだったのでしょうか。
勝率 25.9%
連対率 44.2%
複勝率 58.2%
複勝の場合でも、あの川田騎手をもってしても10走してわずか6回しか馬券内に入らないということです。
また、回収率でみても、過去10年程度以上、川田騎手の複勝の回収率は80%程度で安定しています。これはこれで物凄い成績なのですが、投票する私達からすると、1年間川田騎手に投票し続けても1円も儲からないということが分かります。
川田騎手の複勝率(回収率)を上げるためには、どうしたらよいでしょうか。
答えは簡単です。1番人気のレース、さらに、オッズが低いレースを絞り込めばいいのです。
面白くない競馬が参考にしているのはほとんど過去データですが、唯一、リアルタイムデータとして参照するのがオッズです。
オッズはとても正直です。的中させたいと願う人たちの本音が、投票行動としてリアルタイムで数値化されるからです(ただ、オッズの「段差」みたいな、オッズだけを観察して投票するオッズ理論には関心ありません。データが正直であることと、正確であることは別だからです。)。
他のリアルタイムデータとしてよく参考にされるのは、パドックですね。
わたしは全く参考にしていません。
なぜなら、パドックをみても分からないからです。トモがどうとか、チャカチャカとか、皆さんは分かりますか?なんとなく分かったとしても、それが的中につながる「データ」として活用できるとは決して思えませんし、誰が見てもいい馬、ダメそうな馬は、必ず直前オッズに反映されます。なので、正直に動くオッズを見ておけば、結果的にパドックで見抜けるレベルの好不調は、全て考慮可能なのです。
面白くない競馬では、最も支持を集める複勝オッズ1.1倍の馬を中心に、同一条件であれば過去半年間必ず複勝圏内に来ているデータに該当するものをゴールドデータとして抽出しています。パドックで事件が起こっていれば、オッズはおかしな動きをして、自然とゴールドデータから外れていきます。
見なくてもよいものを見てしまうと、かえって迷いが生じ、いつも同じ手順で同じ選択をするべきところにミスを犯してしまいがちです。
このビジネスモデルを支えるもう一つの大切な仕掛けが、JRAのオッズにはあります。
それがJRAプラス10です。
JRAでは、地方競馬とは異なり、人気が集中して複勝オッズが1.0倍になりそうな人気馬であっても、10円プラスして払い戻してくれます(超絶人気した場合は除く)。
したがって、地方競馬や他の公営遊戯よりも、確実に10%の配当を受け取れる可能性が高いのです。
できるだけ安全に、確実に資金を成長させたいと思うのでしたら、競馬を楽しむのは辞めるべきです。厳しい現実ですが、その成果を皆さんにお見せできるようがんばります。
お読みいただきありがとうございました。
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