面白くない競馬(感動無・的中有)

競馬を楽しまず、ただ収益を上げて成長させるだけの面白くないビジネスモデルを完全無料で公開。穴馬とか予想理論とか競馬が好きな方はよそ行ってください。笑

東京大賞典・・・ではなくて、「面白くない競馬」は来年1月スタート!!

こんにちは。面白くない競馬実行委員会の委員長コバヤシです。

いよいよ2022年も終わりが近づきました。

そして!間もなく年明けから面白くない競馬がスタートします!

今日は、私が「面白くない」と表現するビジネスモデルの魅力について、様々なデータからお話ししたいと思います。

休日のコラムですので、長くなりますが是非お読みください。

 

突然ですが、投資と賭け事の違いはどこにあるのでしょうか。

投資競馬と称する人もいますが、その意味はよく分かりません。「確実に元本を増やす競馬」という意味かもしれませんが、通常の投資でも元本割れリスクは当然ありますし、現に大損する人もいます。損得いずれもあり得るという意味では、投資も賭け事も同じように見えます。

大きな違いは2つだと思います。

1つは主催者(胴元)の存在、もう1つは1回の参加者の利益と損失の関係です。

賭け事には主催者がいます。そして主催者は、賭け事の結果に関わらず、プラットフォーマーとして参加者から一方的に参加費を徴収します。たとえばJRAは、単勝複勝馬券の売上から約20%を徴収しています。したがって参加者は、最初から売上総額の80%しか払い戻しを受けられません(複勝馬券の払い戻しが100円の場合、1円も儲からなかったのではなく、20円の参加費を儲けたのです)。

2割の手数料は相当高率です。貸金業法で認められる最高金利が20%ですから、馬券を買う度にサラ金からお金を借りるのと同じ覚悟が必要ですよ、と言わわれるとドキッとしませんか。

また、売上総額の80%は参加者のうち勝った人のみに払い戻され、払い戻しの原資は全て参加者が支払ったものですから、1回の参加者のうち勝った人の取り分と負けた人の損分の総額は、(胴元に払う手数料を除くと)同じになります(参加者が10人で勝った人が2人の場合、2人の利益の合計は残る8人の損の合計と同じになります)。また、賭け事には「ちょっと負けた」が存在せず、負けるとすべてを取られる、いわゆるゼロサム・ゲームであることにも注意が必要です。

以上は賭け事の特徴ですが、いずれも投資にはない点です。ある会社の株を購入する場合に胴元はいませんし(証券会社は売買を仲介しますが胴元ではありません)、株価の値下がりで「ちょっと負けた」もあり得ます。投資先の会社の成長によっては、同じ会社に投資をした参加者全員が利益を得ることさえあります。

こうやって整理すると、分かることが2つあります。

【定理1】賭け事は「手数料が非常に高い」、すなわち、「回数が多ければ多いほど、それだけで損するリスクが高くなる」ということです。

【定理2】負けることは元本を全て失うことを意味するので、継続するためには「リターンの大きさより、負けないこと」がまず何より大事だということです。

これらの定理に照らすと、例えば、少額で複数回に分けて遊ぶ方がリスク分散!というのは嘘だと分かります。定理1に反するからです。また、元本を失わないように、トリガミでもいいので複数の券種を買うのがリスク分散!というのも嘘です。定理2を回避するように見えますが、券種が増えるほど定理1に反するからです。

では、これらの定理に適う最適の方法はあるのでしょうか。

それは、「リターンが小さくても、負けない確率が最も高いレースに絞り、1回だけ賭ける」ことです。これしかありません。

ちなみに、「リターンが小さい」と言いましたが、競馬で最も小さな利益である110円は、元本が10%成長したことになります。これは、全く小さくありません

例えば人気のある投資信託を調べていただくと分かりますが、1年の運用実績は、どれほどよくても30%程度です。売れている投信は、多くの投資家の信用を集めているという意味で信頼性も高いわけですが、投資先として優良とされる投信銘柄は、100万円を運用して1年後に130万円になっていれば超優秀という世界なのです。

(参考)SBI証券販売金額ランキング

site0.sbisec.co.jp

 

ここで競馬に置き換えて考えてみましょう。

1年間で3回だけ馬券を購入し、複勝で110円を的中させることは、皆さんの経験から「超優秀」でしょうか。多分、そんなことないはずです。

しかし、投資の世界の「超優秀」を競馬の世界で再現すると、実際にそのようなことになる訳です。これが1年ではなく1月に3回、110円を的中させるとした場合は、月30円、年360円の利益ですから、もはや1年間の運用実績は360%という、投資の世界ではめったにない、とんでもない数字になります。

そう考えると、「リターンが小さくても、負けない確率が最も高いレースに絞り、1回だけ賭ける」が秘めている物凄い可能性に気がつくのではないでしょうか。

そして、万馬券を当てないと競馬じゃないとか、オッズ1倍台は妙味がないとか、そういう考えがいかに浅はかで、現実離れしたリスクを負っている(そして確実に損している)かお分かりいただけると思います。

ここまで来たらもう一息です。あとは、「負けない確率が最も高いレース」をどうやって選択するかにかかってきます。前回のブログに書きましたが、この点は企業秘密ではあるものの、ゴールドデータとして皆さんにレース前に完全無料で公開します

ゴールドデータは、過去に半年以上、同一条件であれば必ず複勝圏内に入る馬券のことです。ゴールドデータの該当がない日は、シルバーデータを使用します。

原則1日1レースですから、月に10レース程度に投票することになります。

実は、これはとても重要な点です。なぜなら、万一不的中となった場合でも、10レースあれば、残りの9レースで110円を回収し続けることで、その月の収支をほぼトントンにすることができるからです(定理2に対するリスクケア)。

では、過去半年間負けていないデータが、同じ月に2回敗れる可能性はないのでしょうか。もちろんあります。月に10レース、半年で60レース抽出しても1度も負けていないデータですから、61レース目で早速破れたとしても、確率は1/61で、約1.6%です。さらに、そこから10回以内で再度敗れる確率は、余事象の考え方により、1.012%と算出できます。

したがって、面白くない競馬のビジネスモデルについては、以下のようにまとめることができます。

・1月の運用実績はおよそ200%

・万一不的中が出た月でも、ほぼ元本を取り戻せる

万々一、同月で2回不的中が出て、元本の2倍を失う可能性もあるが、その確率は約1%

 

 

もう1つの観点からこのビジネスモデルのリスクを分析してみましょう。それはバルサラの破産率」と呼ばれる計算式です。投機的でリスクが高いFXなどの金融商品を購入する場合に、元本を失うリスクがどの程度あるかを計算する有名な式です。

勝率、損益率、資金投入率から算出されますが、上記の目論見どおりとした場合の勝率は、先程のとおり98.4%、損益率は0.1(1回勝つと10円の利益、1回負けると100円の損)ですから、あとは手持ち資金のどの程度を購入に当てるかにより、リスクが算出されます。

バルサラの破産率の計算ができるサイトの例)

xn--fx-ki4ape1etb.jp

 

私の場合は5万円の資金のうち、2.5万円を購入に当てますので、破産率は「0.73%」と出ました。ゼロリスクではありませんが、投資のリスクと比較しても賭け事のリスクとしては極めて限定的だと考えています。

果たして、このビジネスモデルは成功するのでしょうか。

賛否両論あると思いますし、わたしも自信は半々です。

しかし、4年間の失敗から得られた教訓がこのビジネスモデルに詰まっています。

完全無料で公開しますので、是非ご笑覧ください!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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